私共、株式会社創伸建設はみなさまに支えられ、多くのお力添えを頂きましたお陰で、2019年度で30周年を迎えることができます。誠にありがとうございます。
これからの大きく変革する時代において、柔軟かつ先駆けの技術習得を目指しながら、今までと変わならぬ技術力と対応力をご提供させて頂きたいと思います。
そして、50年・100年と地域の皆様と共に、持続可能な社会の実現を目標として、あゆみさせて頂きたいです。
「想い創る 想い出を再創する」をテーマに、皆様の想いを形にすること、新たな想い出を再び創っていくことを全力で取り組むことをお約束致します。
2019年4月15日
株式会社創伸建設
代表取締役 岡田 伸夫
弊社スローガン
「建設を身近に 想いを創る 想い出を再創する」
これは、私たちは建物や建造物、空間を創るだけではなく、人の「想い」を創るとしています。
そして、その人というのは「お客様」はもちろん、設計者、作り手、地域の方々などいろいろな立場「想い」を創りあげたいと考えております。
また、建物や物、場所、土地などは、その持ち主は必ずなにかしらの想い出があります。
例え新しく創る場合も、それまでの想い出を残しつつ、創ることが必要だと思っています。
特にこれからは、人口が減り、高齢化となり、建物(家もそれ以外も)も、土地も余ってくるので、如何に今あるものを直して、改めて使っていくことが大切だと考えます。
「創」という言葉には、「新しく」という意味が含まれています。ですから「再創」という言葉は矛盾していますが
今までの想い出は残し、そこから新しい想い出を一緒に創っていきたいという想いから「再創」するということばをつくりました。
こんなことがありました。
妻の実家にいるとき、まだ1歳の子供が食器棚のガラスを割ってしまいました。
聞くとその食器棚は妻が生まれたときに「家族が増えるから」という理由で購入し、今まで30年以上大切に使ってきたものでした。
しかし、義父も義母もガラスが割れた食器棚を見て、
「しょうがないね、随分使ってきたけど捨てようか」というのです。
私はびっくりしました。そしてすぐにこう言いました。
「ガラスを交換すればいいじゃないですが!勿体ないし、
そんな想い出があるものを簡単に捨てないでください!」
すると、義父も義母も
「直せるの!?捨てなくていいの!?」と。
その時思ったのです。
建設関係の人はわかるけど、普通の人は少し壊れたら全部変えなくていけないと思っているんじゃないかと。
特に、日本人は家も物も直して使うという考えが少ないのではないかと感じています。
そこで、先ほどの「再創」という言葉が思いつきました。
直して、使い、新たな想い出ができ、尚も使っていってほしい。
そのお手伝いがしたいとすごく思いました。
そんな仕事をしていきたいと。

2019年4月15日
株式会社創伸建設
専務取締役 岡田吉伸